トガサワラ

Pseudotsuga japonica

トガサワラ
常緑の高木で、樹皮は、暗褐色で厚く、老樹では、深く縦裂する。

葉は、らせん状に密生、先端は凹頭となる。中助は下面に突出し、左右に白い気孔状がある。

球果は、10月に熟し、黒紫褐色となり、下垂する。

我が国では、1属1種で、産地は極めて限定される。

台湾にも1種、中国に2種、北米にダグラスファーなど3種が、現生する。

材は、建築材、器具材。

分布 紀伊半島中南部、四国魚梁瀬地方。



針葉樹へ戻る

樹木目次へ

和名検索へ

学名検索へ