U ジョシアツリー国立公園東部

1 ジョシアツリー国立公園

ジョシアツリー国立公園

 今日は移動距離がかなりになるので、宿のフリーコンチネンタルブレックファストを食べ、 午前8時にはモーテルを出発、ジョシアツリー国立公園*の北エントランスから公園内に入ったが、エントランスにはまだレインジャーは居なかったのでフリーで入る。
 

 

ジョシアツリー

 園内に入ると直ぐ、ジョシアツリーが 沢山出てくるが、 ジョシアツリーは、 リュウゼツラン科のユッカの仲間で学名は Yucca brevifolia といい、モルモン教徒の開拓者がイスラエルの民の指導者 ヨシュアが祈っている姿に似ているということで Joshua tree と名づけたものだ。
 遠くからは、小人が群がって踊りを踊っているように見えるのだが。

 公園の西半分は、標高もやや高くモハベ砂漠型の植生になっており、ジョシアツリーを始め、原住民が儀式に使っていた致命的な毒を持つ Sacred Datura (Datura meteloides )の白い花も咲いていた。


 

キーズビューからの眺め  北口からの公園大通りを右折して、園内で標高が1番高く、展望台になっているキーズビューに向かうが、 途中にスプリット岩とか骸骨岩、ジャンボ岩など花崗岩の奇岩があちこちに見られる。

 キーズビューは、標高1581mあり、靄がかかっていなければ、パームスプリングから遠くはメキシコ国境に繋がる山々まで展望が利く。
 モハベアスター、グローブマーローなどの花々がきれいに咲いている。

 


 

2 ジョシアツリー国立公園西部

コラサボテン(テディベアコラ)

 キーズビューから下り、公園大通りを東南に向かうが、公園の東半分は標高の低いコロラド(ソノラ)砂漠型の植生になり、 もはやジョシアツリーは出現せず、チョヤサボテン、オコティロ、クレオソートブッシュなどが現れてくる。

 南の出口のコットンウッドビジターセンターに寄り、お土産品を仕入れたが、しっかり入場料も取られた。

 

3 チリアコサミット

パットン将軍記念博物館

 公園を南に出ると又I-10号線Eastに乗ることになる。この10号線をちょっと東に行くと、チリアコサミットの出口があり、丁度12時になったので 昼食に降りた。チリアコサッミトはガスステーションとレストランがあるだけの小さな所だが、第1次から第2次大戦で 活躍したパットン将軍の記念博物館があったのには驚かされた。 パットン将軍はこの地に何かご縁があるのかもしれない。
 燃料が残り4分の1になったので給油も行ったが、9.3ガロンで25ドルと1ガロン2.6ドルもして石油価格の高騰を実感する。


4 95号線

貨物列車の踏切通過

 チリアコサミットから177号、再び62号を経て、ビダルジャンクションで95号線に入り、ひたすら半乾燥地帯を行く。 途中、ニードルズで早や燃料計が半分になったので、ここで給油。4.1ガロンで12ドル。 燃料代もバカにならなくなってしまった。
 ニードルズを出て直ぐ、95号線の踏切があって、たまたま長い長い貨物列車が通過しており、5分以上は待たされた。 95号は、ネバダ州に入ると舗装状態も良く直線が続き、皆65マイルの制限速度を超えて走っている。その分、パトカーの取り締まりが厳しく、 何台も捕まっているのが見られた。

 

5 ラスベガス

ルクソールホテル夜景  ラスベガスに着いたのは、5時。予約していたルクソールにチェックインするが、ここはエジプトのピラミットを模した形のホテルで、 6年前に訪れたエジプトを思い出させる。宿代は、土曜日なので230ドルとかなり高額だ。
 夕食もホテル内の中華料理レストランで摂ったが、やはりフランスシャブリ地方のシャルドネ種の白ワインがきりっと冷えて美味しかった。 今日はホテルを出ないことにして、3Dシアターやツタンカーメン博物館を楽しんだり、 カシノではスロットマシンや初めてルーレットをやったが、ビギナーズラックでルーレットは多少儲かった。 ただ、ルーレットは1回の最低掛け金が高く、貧乏人には辛いところだ。
 本日の走行距離は333マイル。


写真をクリックすると大きい写真が見られます。


 ジョシアツリー国立公園地図 

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