W ヒドン滝トレイル

1 ヒドン滝トレイル

ガイドツアー

  ホテルの前のボートハウスから、9時発の船に乗る。 これには公園のレンジャーが乗船していてガイドツアーにそのまま参加できることになる。普通はグリネル湖までのガイドツアーだが、 湖の手前が水浸しで歩けないため、今日は湖の左横にあるヒドン滝までのツアーだそうな。

 

レイクジョセフィンからの眺め  まずこの船でスイフトカレント湖を渡り、10分ほど歩いて、次のレイクジョセフィンを別の船で渡り、 ジョセフィンの湖尻で船を下りてから本格的に歩くことになる。ここまで1時間。
 本格的といっても殆ど平らな道できついことはない。 道々、レンジャーが、熊よけのため曲がり角では大きなかけ声をかける。 また、要所要所で植生や地質などについて易しく説明してくれる。 針葉樹のうち、葉に触って柔らかいのが、fir(モミ)で、堅いのがspruce(トウヒ)であるとか、 色の違う岩を拾ってきて成分などによる色の違いを説明してから石を重ね合わせて、 BLTのサンドイッチのようだとか子供にも分かり易い説明だ。
ヒドン滝

 30分ほどで吊り橋に到着、右へ行けばグリネル湖だが、今日は歩道が水浸しで進めない。左へ坂を少し登るとヒドン滝。 落差はあまり無い。

 帰りは皆フリーに帰る。途中でレンジャーに話をしたら、以前沖縄で教えていたことがあり、京都などにも行ったそうな。 明日、グリネル氷河トレイルに行くつもりだといったら、そちらは雪があるので、アイスバーグトレイルが良いとのこと。 8時半発のレンジャーガイドツアーもあるそうだ。ついでにここで見られる花の名前をたくさん教えて貰った。
 ツバメオモトの仲間のクイーンズカップ、ワスレナグサに似ているスティックシード、ランの仲間のコーラルルート、そこら中にあるシンブルベリーなどなど。

 レイクジョセフィンの船乗り場には11時45分頃着き、また行きと同じコースを船で帰った。 

 

2 カヤック

 メニーグレイシャーホテルに戻ってきたのは、1時近く、流石にお腹が減って、ホテルでのんびり湖と山々を眺めながら昼食。

メニーグレイシャーホテル

 

レイクジョセフィンからスイフトカレント湖に注ぐ川 後は、何もしないでのんびりと過ごしたいところだが、日本人にはそうはいかず、ボートハウスで丁度空いていたカヤックを借りて スイフトカレント湖を一周する。午前中は動力船で楽々だったが、自前の力でこぐカヤックはそうはいかない。 それでも、レイクジョセフィンからスイフトカレント湖に注ぐ川の入り口を見つけて少し遡ってみた。 川に膝まで浸かってつりを楽しんでいる家族がいた。つり場を荒らしてしまったかも知れない。


 

3 夕食

ターミガンダイニング  夕食は、またホテルの食堂で、ワインとこのあたりのゲーム(バファロー、鹿など)を食べる。珍しくて割合美味しかった。
 夕食が終わっても日没は、9時過ぎ、時間があまってしょうがない。アメリカに来ても日本人気質は抜けないものだ。

 

夕焼け


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 メニーグレイシャー周辺の地図 

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