Abelia ; 英国の医者 C.Abelに因む名。ツクバネウツギ属
Abeliophyllum; Abelio(アベリア属の)+phyllon(葉)の意。 モクセイ科ウチワノキ属
Abies ; モミの古いラテン名による。( Abies alba )。モミ属
Acanthopanax ; akantha(刺)+ Panax(オタネニンジン属)の意。Panax属に似て刺があるため。ウコギ属
Acer ; カエデのラテン語名。裂けるとの意味があり、切れ込んだ葉の形による。カエデ属
Actinidia ; aktis(放射線)にもとづく語。柱頭が放射状にならぶところから。サルナシ属
Actinodaphne ; aktis(放射線)+ Daphne (ジンチョウゲの属名)から。葉形が、Daphneに似て、放射状に着くため。 カゴノキ属
Adina; adinos(密集)の意。花が小球状に密集するため。 アカネ科タニワタリノキ属
Aesculus ; aescare(食べる)に由来。果実が食用や飼料になるため。トチノキ属
Ailanthus; モルッカ島の言葉で天の樹の意。 ニガキ科ニワウルシ
Akebia ; 日本名あけびに因む。アケビ属
Alangium; マラバールでの土名。 ミズキ科ウリノキ属
Albizzia ;2世紀前にこの属をヨーロッパに紹介したイタリアの F.D.Albizziを記念してつけられた名。ネムノキ属
Aleurites ; 小麦粉( aleuros )の意。全体に白粉をかぶったように見えるため。アブラギリ属
Alnus ; ラテン古名。ケルト語の al(近い)+ lan(海岸)。ハンノキ属
Amelanchier ; ヨーロッパ種に対する仏プロバンスでの土名。ザイフリボク属
Ampelopsis ; ampelos(ブドウ)+ opsis(外観)、ブドウに似たの意。ノブドウ属
Andoromeda; ギリシャ神話の美女(Andoromada)に因む。 ツツジ科ヒメシャクナゲ属
Anodendron; ano(上に)+dendron(樹木)、藤状に樹にからむため。 キョウチクトウ科サカキカズラ属
Antidesma; anti(対する)+desmos(帯)、 トウダイグサ科ヤマヒハツ属
Aphananthe ; aphanes(目立たぬ)+ anthos(花)より。花序が目立たぬため。ムクノキ属
Arcterica; arktos(北)+Erica(エリカ属)、北方に産するエリカの意。 ツツジ科コメバツガザクラ属
Arctous; arktos(熊)の意。 ツツジ科ウラシマツツジ属
Aralia ; 仏領カナダでの土名 aralie から。タラノキ属
Ardisia ; ardis(鎗先、矢先)の意。おしべのやくの形が似ているため。ヤブコウジ属
Aucuba ; 日本の方言 アオキバ から。アオキ属