Z ラッセン火山国立公園

1 ラッセン火山国立公園北エントランス

ラッセン火山

 今日も快晴、今回は全く雨に降られない。朝8時45分に宿を出発し、44号線の清々しい高原を約40分走り、 ラッセン火山国立公園*の北エントランスに到着。
 入り口のマンザニータ湖に車を停め、湖畔をビジターセンターまで歩く。ラッセンの主峰が湖に写って素晴らしい景色だ。家族で釣りをしている人たちが沢山いた。
 ビジターセンターには、地震計が置いてあって、火山の公園らしい。1914年6月の大爆発では、丁度調査に入っていた3人が異常振動を感じて直ぐ逃げ、 奇跡的に助かったとのことである。

 

2 ケオスジャンブル、ホットロック

ケオスジャンブル

 ラッセン火山を半周する公園道路を南へ下る。
 ここの森林植生は、標高2000mまでは、ポンデローサパイン、ジェフリーパイン、シュガーパインなどのマツ類やホワイトファーが見られたが、 これより高くなると、カリフォルニア特有のレッドファーが主体となり、ロッジポールパイン、ウエスタンホワイトパイン、メルテンスツガなどが交じってくる。
 名前も良くわからないが、可憐な花もところどころで見かけられた。

 300年前の火山ドームが崩れた痕跡の岩石地ケイオスジャンブルや飛んできた大きな重量300トンもある火山弾ホットロックなどを見ながらドライブ、 標高2100mのサミットレイクで12時になったので、林の中のキャンプ場で持参のお弁当で昼食を摂る。

3 頂上駐車場

ラッセン火山山頂  公園道路の最高地点2594mまで登り、近くにある頂上登山の基地駐車場に車を停める。広い駐車場で沢山の車が駐まっていた。臨時の売店まである。
 ここの標高は2580m、ラッセン山の頂上は3187mで、標高差は600mほどしかなく、頂上まで、健脚の方で2時間強、ゆっくり登っても 3,4時間あれば登れそうだ。もっとも現在は歩道は雪におおわれていて、冬山用の装備がないと難しいであろうが。
 この公園道路も雪が多く、つい2週間前に全線開通して通過出来るようになったばかりだ。

 

 

4 バンパスヘル、サルファーワーク

バランスロック  バンパスヘルへの駐車場に大きなバランスロックがあるが、これは氷河により削られ運ばれてきた石だそうである。
 3マイルほどのバンパスヘルへの歩道も雪に覆われていて歩けない。

 最後のサルファーワークは、硫黄の噴気孔があり、60万年前のテハマ山の中心地である。
 ここからリッジレイクへの歩道があったが、15分くらい登ったところで雪に閉ざされ戻る。 6月末ではラッセンはハイキングにはまだ早いようだが、雪解けした所にいくつか花も咲いていた。

 

5 コーニング

ホリディイン  公園南エントランスを出て、36号線へ右折、レッドブラフでI-5号線に入る。 今日は行けるところまで行くことにして、宿は決めていなかったので、 ガスステーションなどに置いてあるTravelerなどの宿割引案内で見つけたコーニングのホリデイインに行ってみた。 空室があったので、即チェックイン。クーポン利用で59.95ドル。

 夕食は、宿で見かけは良くないが味は良いと紹介してくれた中華料理店 Flying Boat へ、9.5ドルのコース料理にしたが、 スープ、エビ、春巻き、牛肉とブロッコリ、酢豚などでやはり量が多く半分ほど残ってしまった。


写真をクリックすると大きい写真が見られます。


ラッセン国立公園地図 

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