外国の樹木についての質問とお答え


「DIBITU」とはどんな木ですか 投稿者:河上  投稿日: 8月23日(月)04時29分27秒

 先日ダイニングテーブルを購入したのですが、材質は「DIBITU」なるアフリカ原産の木だそうで、穏やかで美しい風合いが大変気に入っています。 家具店の説明ではウォルナットの一種だということなのですが、ネット等で調べても、この木がどんな木なのか詳しい情報が得られません。どなたかご存知でしたら、ご教示ください。

 
Dibituについて 投稿者:後藤 武夫  投稿日: 8月23日(月)21時00分55秒


 Dibitu は、センダン科の学名 Lovoa trichilioides という木です。
普通、Dibetou と言います。
シェラレオネ、コンゴ、ガーナ、ニジェリア、カメルーン、ギニア、コートジボアールに 産する木で、コートジボアールでは、Dibetou と書きます。
ガーナでは、Dubini-biri とよばれます。
Dibitu はどうも独語系の国の名前のようですね。(英語では、African walnut です。)

 高木で大径の木です。葉は羽状複葉で、小葉は大きい葉です。
樹皮は褐色で、材は、辺材は灰白色、心材は灰褐色です。
唐木細工、木工、内装に使われ、欧州では、ヨーロッパクルミ(ウォルナット)の代用として
家具に使われます。

Lovoa trichilioides
Lovoa trichilioides 2
Dibitu
Dibitu 2

Dibetou
African walnut



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