外国の樹木についての質問とお答え


 南洋櫂木について

中国のメーカーで「南洋櫂木」と称する木(合板)を傘の持ち手に使用したのですが、
この南洋櫂木という木をご存知有りませんか? 


 お答え

 櫂の木は、ウルシ科のランシンボク属の和名ランシンボク(又はカイノキ)といい、 学名を Pistacia chinensis と言います。(英名はChinese  Pistache)。
中国では櫂木は、黄連木、楷樹、薬木、石連などの別名があります。
中国、台湾、フィリピンの原産です。雌雄異株。
樹高25m。葉は羽状複葉で、小葉は、5−9対。
秋に美しく紅葉します。
材の用途は、建築、車両、農具、家具などです。
ナッツのピスタチオもこの同じ属のPistacia vera ピスタチオから取ります。

 中国語の辞書を調べましたら、南洋とは、 江蘇から揚子江にかけての中国の各省をいうようですので、
1 南洋櫂木は、産地の南洋をつけて、南洋櫂木と名付けたものか、
2 南洋櫂木は、櫂の木ではなく、材などが櫂の木に似ているので、 別の樹種を輸入業者や材木屋さんが勝手に南洋櫂木と名づけたものか。
この2つが考えられると思いますが、どちらかははっきり分かりません。

櫂の木(カイノキ)
櫂の木 2
櫂の木 3
Pistacia chinensis
Pistacia chinensis2
Pistacia chinensis3



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