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Sabia; ベンガルの土名 sabja-lat に由来。 アワブキ科アオカズラ属

Salix ;ケルト語 sal(近い)+lis(水)からきたラテン語 の古名。水辺に多いため。このほか、salire(跳ぶ)、helix(回旋)から由来するとの説もある。 ヤナギ属

Sambucus ;古代の楽器(sambuce)に由来か。 ニワトコ属

Sapindus; sapo indica(インドの石鹸)。果皮が石鹸の性質をもつため。 ムクロジ科ムクロジ属

Sapium ;ラテン古名で粘るの意。鳥もちを取ったためと言われている。 シラキ属

Schizophragma; schizo(切れる、裂ける)+phragma(隔壁、壁)。果実が熟すると割れて裂けるため。 ユキノシタ科イワガラミ属

Sciadopitys ;scias (傘)+ pitys (マツ) 、葉状の短枝が、 輪状につくことから。 コウヤマキ属

Securinega; securis(斧)+negare(拒む)。材が堅く、斧を受けつけぬため。 トウダイグサ科ヒトツバハギ属

Sequoia ; セコイア属

Sequoiadendron ; Sequoia(属名)+dendron(樹木)。セコイアデンドロン

Serissa; インドの名。 アカネ科ハクチョウゲ属

Sinomenium; Sina(支那)+menis(半月)。果実の核が半月形で支那産のため。 ツヅラフジ科ツヅラフジ属

Skimmia ;日本名のシキミから。 ミヤマシキミ属
 

Sophora ;リンネがアラビア語を転用してつけた名。 クララ属

Sorbaria; Sorbus(ナナカマド属)に由来。葉が似ているため。 バラ科ホザキナナカマド属

Sorbus ;この植物の古いラテン名。 ナナカマド属

Spiraea ;speira(螺旋)に由来するギリシャ名。果実が螺旋状をなす種があるため。 シモツケ属

Stachyurus ;stachyus(穂)+ oura(尾)。尾状に下がる花穂に着いた名。 キブシ属

Staphylea; staphyle(房、ブドウ)。総状花序による。 ミツバウツギ科ミツバウツギ属

Stauntonia ;英国の医師G.L.Stauntonに因む。 ムベ属

Stephanandra ;stephanos(冠)+ andron(雄しべ)。雄しべが、冠状になって存するため。 コゴメウツギ属

Stephanotis; stephanos(冠)+ous(耳)。 カガイモ科シタキソウ属

Stewartia ;英国の Johon Stewart(1713-1792)候に因む。 ナツツバキ属

Styrax ;storax(安息香)を産出する樹木の古代ギリシャ名。エゴノキ属

Symplocos ;symplocos(結合した)の意。雄しべの基部がゆ合しているため。 ハイノキ属

Syringa ;syrinx(ばいかうつぎ属の小枝で作った笛)による。 ハシドイ属


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